こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

学校の英語の勉強は無駄ではないですよ。

何かと悪者にされがちな日本の英語教育ですけど
やっぱり無駄ではないですよ。

私はあるとき、海外の通販で物を購入しました。
ですが、商品の発送に関してどうしても解らないことがあり、
グーグルなどを検索しても
サイトのFAQを目を皿のようにして見ても
どうしても解決できない。

そこで私は清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで
海外の通販会社に英文でメールを送ったのです。

ネットで英文メールの例が載ってるサイトや
ネット辞書を駆使して、
通販画面のキャプチャ画像まで添付して
メールをしました。
※失礼のない表現&意味が通じればOKな文章で、
でもネイティブから見たら「プッ」て感じの文章だったと思います。

返事はすぐに返ってきて問題は無事に解決しました。

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初めは「最近はネットで英文でも何でも調べられるからよかったな」と
思いました。
でも、私が英文のメールを作れたのはネットのおかげだけ、でしょうか?
中学、高校で英語の勉強をしてきたから、というのもあると思います。
英語の基礎の文法や簡易な文章は理解できるだけの知識が
あったからこそ、意味の通じる英文メールが作れたのです。

たとえば「ロシア語で問い合わせのメールを作る」だったらどうでしょうか?
多分、ネットの例文などを調べて作れはするでしょうけど、
文章を作る事じたいが英語の時より難儀しそうですし、
意味は通じてもだいぶカッコ悪い文になる可能性が高いです。
それに自分自身だって「これでちゃんと相手に通じるかな」と
かなり精神衛生上、不安になるでしょうね。

「英語をしゃべれるようになる」という目的だったら
たしかに日本の英語教育はよくないでしょう。
でも「英語の文法や文章を理解出来るようになる」という目的なら
決して、悪いものではないと思います。

それに、日本で生活してて一般人が英会話をベラベラ喋る
頻度なんてほとんどないでしょう。

今はネットが発達しているので
むしろ英文を理解して読めるほうが
よっぽど得るものが多いのではないでしょうか?
翻訳されてる海外の文学だって、
原書で読むと翻訳のとは違った体験が出来るでしょう。

今までの日本の英語教育、決して無駄ではないですよ。