こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

「男は~」「女は~」「日本人は~」という主語が嫌い

「男は清楚な女性が好き」
「女は甘い物は別腹」
「日本人は個性的であることを嫌う」

というような主語をつかった言い回しが嫌いです。
どことなく考える事を放棄した感じがするから。

とはいえ、こういう言い回しは解りやすいので
つい使ってしまいがちではあるんですけどね。

でも「男は清楚な女性が好き」ったって
清楚好きもいれば、派手なのや色っぽい人、
ボーイッシュな人が好きって人もいるでしょう。
清楚に該当しない女性を連れている人は男じゃないんですかって思っちゃう。

「僕は清楚な女性が好き」て言えば、と思います。
「女は甘い物は別腹」→「私は甘い物は別腹」
「日本人は個性的であることを嫌う」→「私は個性的であることが嫌い」ですな。

「僕」「私」など、自分自身を主語にして攻撃されたら嫌だ、
でも意見は主張したい、そういう狡さ弱さが見え隠れするのが嫌なのです。
「男は清楚な女性が好き」といえば「ほらほら、男みんながそういう意見なんだよ~」と
いう暗黙の後ろ盾をでっち上げて自分の意見を主張しつつ自分を守ることが出来る、
というカラクリです。

「われわれ凡人は天才のようには出来ない」とかもね。
「われわれ凡人は~」って、お前と一緒にくくるなって思います。

まあ日常の気楽な世間話で「男は」「女は」みたいな主語が
出てきてもあまり目くじらたてませんが(本当は嫌だけど)
影響力のある新聞や本でもそういう言葉が使われてるとゲンナリしますね。