こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

人にダメだと言われたアナタはダメなんですか?

私は子供の頃からイクラが嫌いです。
冗談抜きで一粒も食べられません。
においや食感、味も全てダメです。
料理のトッピングにパラパラとイクラが飾ってあったら
それらを除けさせてもらうレベルです。

もしこれを聞いたイクラさんが
「私は七央美さんにこんなに嫌われている。私はダメな食べ物なんだ」
と思ってたらどう思いますか?

「いやいや、そんなことないって。」と思いません?
まずイクラが好き、まあ普通に食べられる、という人は大勢います。
イクラの軍艦巻きやイクラ丼が大好きな人もいますよね。
中にはイクラが丼からこぼれるくらいに盛り付ける店もあります。
イクラはダメでもなんでもない、人気のある食べ物ですよね。

私や他のイクラ嫌いに強烈に嫌われてても
一方でイクラ好きな人もたくさんいるのです。
だから「嫌われてる=自分はダメ」という判断はとても短絡的です。

これ、私たちの普段の生活の中でも言えますよ。
自分が誰か(家族、友人、恋人、上司など)に嫌われたり悪口言われたりしたら
私たちは「ああ、嫌われてしまった、私はダメな人なんだ」とつい思いがちです。
特に失恋なんかしちゃったら自分を「世界一ダメ男(女)」と思ってしまう。

しかし、家族に嫌われてても、
職場では頼りがいのある先輩として後輩に慕われてるかもしれません。
友達には「この人といるとホッとするなあ」と思われてるかもしれません。
今の上司に理不尽な扱いを受けてても、他の上司なら評価してくれるかもしれません。
恋人に振られても、あなたから愛されたい異性は絶対に他にいます。
(いないとは言わせませんよ。地球にどれだけ人口がいると思ってるんですか?)

誰か、特に大切な人に嫌われてしまうと
即「自分はダメなんだ」と思ってしまうのはありがちです。
でも、先のイクラの例のように、それは短絡的な思考の流れです。
(何だったら「イクラ」の部分をあなたの嫌いな食べ物に置き換えれば
とても解りやすいのではないでしょうか?)
嫌われて落ち込むのは仕方ないですけど、
イクラの話を思い出して、元気になってくださいね。

あなたを好きな人、大切にしてくれる人はたくさんいますよ。