こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

34歳の時に振袖を着ました

着物のルールはもっと柔軟に考えていいのではないか、という話です。

私は34歳の時に振袖を着ました。
親類の結婚式の時にです。
季節は8月の真夏でした。

振袖は一般的には未婚の20代の女性が着るものというイメージです。
成人式の時が一番ポピュラーですね。

私は未婚ですが34という年齢だったので訪問着にしようと思ってました。
しかし振袖のレンタル店の人が振袖を勧めてくれたのです。
私の年齢を聞いたうえで、です。
ちなみに勧めてくれた人は着物業界では名の知れた人です。
(なんて書くとちょっとヤラシイですが…)

私が選んだ振袖は昭和のアンティークのもので
華やかさとクラシックな気品も併せ持った落ち着いた柄でした。
現代の成人式でよく着られている振袖とは違う雰囲気です。

そういう経緯で、34歳の私は親類の結婚式に振袖で出席したというわけです。


どうです?
「34歳で振袖?げー!」と思いました?
いいんです。思うのは自由です^^

でも「自分の年齢」や「振袖は未婚のお嬢さんのものだから」という思い込みや
「結婚式とはいえ真夏に振袖なんて」という考えにもまどわされず
親類の結婚式というおめでたい場で
振袖という華やかな姿で出席することができて本当によかったと思いました。
一般的な常識やルールにとらわれて
訪問着やワンピースで出席してたら
思い出に残らなかっただろうなあって感じです。

今回のポイントは「親類(身内)の結婚式だった」ということと、
30代の私にも合う落ち着いた雰囲気の振袖を選んだ、ということです。

そして、着物をよく知っている人に振袖を勧めてもらった事、
現代のではなく古典的な落ち着いた柄の振袖に巡り合えたこと、
そのような振袖を選ぶという発想が
私と家族にあったということも幸運でした。

例えば「職場の同僚の結婚式」で
「現代の成人式に着られてるようなピカピカの振袖」を
34歳の私が着て行ったら
「私、未婚だから振袖でいいでしょ」というわけにはいかないでしょうね。
もしそのような状況の結婚式だったら
訪問着かワンピースにしますよさすがに。

着物のルールは大切です。
それを把握した上で、状況に応じて部分的に変えてもいい時もあるのです。
どうぞ、実在している「自分」よりも実態の無い「ルール」を優先して
人生の喜びを逃す事のないように。


※「自分」を優先して「ルール」を無視して
好き放題していいですよ、という意味じゃありませんよ。