こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

外見の良さのわりにあまり人気ないインストラクター

外見がいいと人の注目を集め、ちやほやされ得をしそうだと思います。
しかし、必ずしもこの法則は当てはまらないことが、フィットネス通いにより気づきました。

フィットネスのインストラクター(以下イントラ)は、
外見がよければ無条件に人気出るというわけではなかったのです。

私に以前に通っていたフィットネスクラブに、可愛らしい女性イントラがいました。
小柄で華奢、妹キャラっぽいお人形系の顔立ちです。
熱心な男性ファンがついてておかしくない雰囲気です。

しかし、男性ファンがいる様子もなく、
レッスンも淡々としていて盛り上がっていなかったのです。

考えられる要因の一つが
彼女が「表情に乏しく、笑顔が少なかった」からです。
会員がスタジオに入る時などは笑顔がありますが、口元で微笑む程度。
会員と挨拶以外のコミュニケーションを取ってる様子もありません。
表情にほどんど変化がなく淡々としていたのです。絡みづらい、隙のない印象でした。

愛想なく淡々とレッスンする様子は、ある意味、機械のようでもありました。
「外見が良ければ無条件に人気が出るわけじゃないんだ。」と私は思い知ったのです。

愛想をふりまかない、余計な事をせずイントラ業をこなすのは彼女の性格、やり方なのでしょう。
「せっかくかわいいのに、何かもったいないなあ」と思わずにはいられませんでした。

では、彼女のような淡々タイプ、あまり盛り上がらないクラスはよくないのでしょうか?
それは「否」です。

人気があって熱心なファンがいるイントラのクラスは、
盛り上がって熱気があるという良さはもちろんあります。
しかし、ファンや常連の「場所取り」がうっとうしかったり、
人が多すぎて運動しづらいという負の面もあるのです。

彼女のレッスンは人があまり多くないので、のびのび運動出来る、
感情込めずに淡々と進むので、運動に集中出来るという良さがあります。
また、彼女の長所として「ミスは滅多にしない」という良さがありました。
なので、私は彼女のクラスの落ち着いた安定感のある雰囲気が気に入ってました。

会員にもいろんな人がいて、盛り上がるクラスが好きな人もいれば、
暑苦しい雰囲気は苦手、という人もいます。
レッスン中にイントラに絡んできてほしい人もいれば、ほっといてほしい人もいます。

フィットネスクラブの経営者は、ファン(固定客)がつくようなイントラのほうが
ありがたいのかもしれませんが、会員的にはいろいろなタイプのイントラがいるほうが
選択肢が多くてうれしいです。