こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

○○でなければできない、という考えが苦手

一時、透明水彩にハマってた頃
いろいろな技法書を読みました。
ネットの透明水彩ファンが集まる掲示板も見ました。

私が一個だけ気になったのは
「高価な道具じゃなきゃ良い絵は描けない」という考えです。
私は「○○じゃなきゃできない」という固まった発想が苦手です。
窮屈だから。

そもそも絵を描くという無から有を生み出す行為が
条件にかなった道具がなきゃ生み出せないと思い込んでしまうのは
ちょっと悲しいのではありませんこと?

別に道具に個人のこだわりがあるのはいいのです。
鉛筆は2Bの濃さがいいとか
ホルべインの赤が好きとか。

でも「これが揃ってないから良い物は描けない」ていうのは
ちょっと寂しいなあと私は思う。

そりゃ100均の筆と絵の具よりかは
ちゃんとした画材メーカーの筆と絵の具のほうが描きやすいし
私だって通常は後者を選びますよ。

だけど100均のクレヨンと画用紙で
面白い絵をサラサラっと描けたら素敵じゃないですか?
あえて「うつるんです」で写真を撮ってみるという
発想も面白くないですか?