こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

怒れない人へ。怒れなくていいです。2

怒らないメリット

1.自分自身が嫌な気分にならない。
「なんだコノヤローッ!」て怒ってる時、そもそも良い気分ですか?
んなわけないですよね。終了。

2.周りの人に嫌な気分を与えない。
レストランで料理が来るのが遅くて店員に怒り散らしてる客がいました。
周囲のお客さんは確実に嫌な気分になるし料理もまずくなります。
もしかしたら記念日のお祝いの食事に来てる人達もいたかもしれませんね。
家へ帰ってからもなんかグッタリした気分になるかも?
料理が遅かったら、落ち着いて店員さんに聞いてみればよいのです。
どんなに怒り散らしても早く出て来ないしロスした時間も戻りませんよ。
べつにお店や店員さんを許したりしなくていいですよ。
でも大きな声を出す必要も無いですよね?
怒っても誰も得してなくないですか?

3.怒りの伝染、トラブルの歯止めになる。
怒りに限らず、感情って伝染するんです。
身近な人がウキウキしてたら「何かいいことあったの?」て、楽しくなってくるし
落ち込んでたら自分もなんだか気分が下がります。
で、自分が怒りを表に出すと周りの人にも伝染するわけです。
レストランで客に怒り散らされた店員さんは、家へ帰って家族につらく当たるかもしれません。
家で当たられた子供は、次の日に学校で同級生をいじめるかもしれません。
客が店員に怒ってるところを見た他の客は
べつの店で店員の不手際をなじるかもしれません。
「怒れない人」はそのような怒りの連鎖の歯止めに一役買ってるのです。

時々「駅構内の乗客同士のトラブルでケガ人発生」というニュースがありますね。
ヒドイ時は死亡事故になったり。
身体がぶつかってお互いに「お前が悪い」と怒った結果なのでしょうけど。
これだって、怒ったりせずサッと謝るとか冷静に対応するとかすれば
物騒なトラブルにはならなかったですよね?
「怒れない人」がいるから物騒なトラブルにならなくて済んでいるのではないですか?

4.自分の手を汚さずに相手にダメージを与えられる(!)
道で人とぶつかっちゃいました。
それは道が狭かったせいで故意ではありません。
お互いに不注意だったかもしれません。

で、相手は一方的に「お前が悪い」と怒ってます。
あなたは「すみません」と謝ってます。
周りから見て、嫌な奴に見えるのはどっち(笑)?
ちょっと極端な例ですけど。

ここで自分もなにくそと怒りかえすと
「なんか2人が言い争ってるぞ?」という感じにしか見えないし、
大の大人が言い争ってるのって単純に見苦しいです。
まあ、一方的に悪者にされて「すみません」は苦しいので
自分を守るために冷静に説明はしたいところですね。なかなかシンドイですけど。

いかがです?
怒れない、怒らないことって意外とメリットありませんか?
「怒れない」のは損でも弱虫でもないんですよ。

確かに「怒れない人」の優しさや人の良さに付け込んでくる
ずうずうしい人や嫌な奴はいますね。
でも「怒れる人」であったとしても嫌な奴や嫌な目にあうリスクはあるのだし
生きていればどっちみち何らかの嫌な目にはあうのです(笑)
我々の「怒れない」性格につけこんでくる輩は
深入りしないさせないなどして賢くガードしましょう。
自衛はしましょうね。していいんですよ。

「怒り」の感情を使って何かを訴えたり物事を解決しようとする人を
好きな人っていますか?そういう人のそばにいつもいたいですか?
あまりいないと思いますよ。

私やアナタの「怒れない」性格は欠点でも弱さでもなく
特長であり神様からもらった才能、贈り物です。
どう頑張っても「怒れない」んです。
これは欠点ではなく、才能、個性、長所ですよ。それを生かしましょうよ。
その才能に助けられている人はいるし、
私たちも気付いてないだけで恩恵は受けています。
どうか安心してください♪