こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

解りにくいマイノリティーはつらいよ

解りにくいマイノリティーというのは、ぱっと見は普通の人っぽいけど考え方がマイノリティーという意味です。

たとえば、同性愛者ではなく、異性が恋愛対象だけど異性への興味はとても薄い、かといって、異性や恋愛を拒否するほどでもないなあ、という人、など。

同性愛者とか、誰からも同情されるような辛い境遇にいたというわけでもないけど、多数派にも属していない(属せない)マイノリティーもいるんです。それが私です^^

いわゆる先に上げた解りやすい特徴のマイノリティー(…というのは適切な表現ではないかもしれません)ではないゆえに、それはそれで生きづらいです。一見、多数派の人っぽく見えるためにかえって他者からの理解や共感を得づらいからです。

たとえば異性に興味がないと言ったときに、解りにくいマイノリティーは一見、普通ぽく見えてしまうので「そうは言っても本当は興味あるんでしょ」などと言われ、なかなか他者の理解を得られません。もしくは「どうしてどうして、なんで?!」とつっこまれて対応が面倒になります。

あと、働くことについて。フルタイムで働くというスタイル自体がどうしても合わない、不得意な人はいます。
甘えとか怠けではなくて、真面目な人も多いですよ。でも本当にフルタイムはつらいんです。
しかし、ぱっと見は障害などがありそうもない普通の人に見えるので、やはり他者の理解はなかなか得られません。甘えとか我が儘の類に見られてしまうのがオチです。

しかも、解りにくいマイノリティーは家族やカウンセラーの理解すらも得られないことがあります。もし、家族などの理解を得られている解りにくいマイノリティーさんは恵まれているほうだと思いますよ。
家族は多数派・一般的な人でも、子供はマイノリティーというのはよくある話ですよね。。
カウンセラー自身が多数派に生まれついた人だと、解りにくいマイノリティーの気持ちをなかなか気づけない、解らない人もいます。これはカウンセラー本人に悪気があるのではなく、仕方のないことではありますが。…といっても人の悩みを聞く仕事をするんなら解ってくれと少し思いますけどね。

ほんと、どうして私はこんなヤヤコシイ人に生まれてしまったんだろうと思います(涙)