こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

残念カウンセラーはなぜ存在するか その2

これは私の推測ですが。

カウンセラーのカウンセリングに対する、フィードバックをやりにくいからではないかと思います。

例えば、カウンセリングでクライアントと接している時の様子を、録音や録画などは出来ないですよね。
やろうと思えば出来ますけど、カウンセリングという性質上、それは難しいでしょう。

だから、カウンセラーが実際のやり方を客観的に振り返る機会があまり無いんです。
他者(カウンセラーの先輩や上司など)が、カウンセラーの実際のやり方を見て改善点などを指摘することもできません。

しかもカウンセリングは密室で行われますし、クライアントが複数いるグループカウンセリングでも、カウンセリング中に聞いた会話は決して口外しないルールになっています。

たとえばクライアントから「カウンセラーの発言があまりにも不適切だった」とクレームを言っても、うやむやにしようと思えば出来てしまいます。録音や録画などの証拠がありませんのでね。

ところで、私はコールセンターで働いていた経験があります。
私が在籍していたセンターでは抜き打ちで電話応対中の会話を録音されました。
そして録音した応対を上司と二人で聴いて、自分の応対の良いところや、改善点を具体的に指摘されるわけです。
実際の自分の応対を踏まえた上でのフィードバックがあるわけです。

一方、カウンセリングは実際の様子を録音や録画は出来ない。
なので、おそらくクライアントの反応などしか判断材料がありません。
定期的にカウンセリングを受けに来るとか、良い反応があれば「自分はこのやり方でいいんだ」と思うし、悪い反応があれば改善点を考えてゆく、ということになるでしょう。(ここでいう反応とは、カウンセリングについてその場で何か言われるとか、後日にお礼やクレームのメールが来ること、などです)

ただ、問題は、すべてのクライアントが反応を返すとは限らないということです。

たとえば、カウンセリングのやり方に明らかに問題があっても、クレームを言わずにそのまま来なくなるクライアントは多いです。嫌な思いをしてもクレームを言うのはエネルギーを使いますので。
もしくは内心はムッとしてても建前として「ありがとうございました」と言うクライアントもいるでしょう。

だから、カウンセラーは自分の改善点になかなか気づくチャンスがありません。
それでも、カウンセラーにクライアントは多数つくこともあるだろうし、ファンも出来るかもしれません。でも裏を返せば、周りに自分を評価してくれる人しかいないので、本人の自己評価が高くなりすぎるリスクもあります。