こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

林修氏の「小中学校の友達なんてクソみたいなもの」発言に怒る人が誤解をしていること

「小中学校の友達なんてクソみたいなもの」という発言はいかにも炎上する発言ですね。
この発言に怒りを感じた人もたくさんいるでしょう。

ただ、怒る人は誤解をしています。

それは
「有名人の言うことや、TVで流される情報は正しい」
「有名人の言うことには従わなければならない」
「自分の考えよりも有名人の考えのほうが正しい」
という誤解をしているんです。

有名人だって間違えることはあるし、正しくてもそれが全ての人に適切な内容とはかぎりません。

TVで捏造の不祥事は昔からありますよね。ヘンテコなダイエット情報を流してたりもしたし。
何で有名人の言うことだからって従わなければならないんでしょうか。しかも目の前にいない人ですよ?(笑)
自分の考えよりも有名人の考えのほうが正しい?なぜ?根拠は?
なぜ自分の大切な気持ちや考えよりも赤の他人、何のつながりもなく目の前にもいない人の言うことを大事にするんですか?

怒りを感じた人は「友達は大切にするものである(いつの時代の友達でも)」、「友達について悪いことを言ってはならない」という価値観があるのではないでしょうか?
もしくは、ご自身が小中学校時代から付き合いが続いている友達がいるとか。
それはそれでとても良いと思います。

なのに、TVという影響力のある媒体で頭も社会的地位もある有名な人が「小中学校の友達なんてクソみたいなもの」なんてことを言いやがったら、そりゃ腹が立ちますよ。
自分の価値観を否定されたり、友達や、友達と付き合いのある自分自身をけなされたような気になるからです。
「自分は友達は大切にしたいと思っているのに有名な人が否定してるから、自分もそうならなければいけないんだ」という反応をしてしまうんです。

でも「小中学校の友達なんて~」というのはあくまで林氏の考えた結論なのであって、自分はそう思わないのならそれでいいじゃありませんか。同意してやらなくても先方は痛くもかゆくもないですよ(笑)。クドイようですが、目の前にいない、何のつながりもない赤の他人ですよ。

というか「小中学校の友達なんて~」発言をしたのが、その辺の大学生だったらあなたは怒りますか?高校生だったら?普通のサラリーマンが言ったとしたら?
だぶん「生意気なやっちゃなあ」とか「子供の頃、友達いなかったのかなあ」という反応をする人が多いと思います。
つまり、友達云々の発言の内容そのものよりも、発言している人の問題が大きいんじゃないでしょうかね?同じ内容を高校生が言ったらスルーしちゃうのに、有名な人だと影響を受けてしまうって、冷静に考えれば滑稽に思えてきませんか?

なので、どうか自分の気持ち、自分が幸せになる考えは何なのかを優先してくださいね(自己中という意味ではない)。自分の気持ちを優先する許可をどうぞしてあげてください。