こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

日常会話の声の改善にボイトレはしなくてもいいんじゃない?

声の良し悪しは気持ちで結構変わるから、です。

たとえば好きな異性の前、仲の良い友人の前、苦手な上司の前、店員にクレームを言う時、それぞれのシチュエーションで全部同じ声でしゃべる人っているでしょうか?
いませんよね?

好きな異性の前と同じ声でクレームを言う人がいたらちょっとおかしいです。
苦手な上司の前と同じ声で友達としゃべったら嫌われてしまいそう。

もし、自分の声が小さくて聞き返されることが多いという人がいたら、必要以上に緊張したり萎縮したり、自分に自信がなかったりする心当たりはないでしょうか?
声の出し方のテクニックを磨くよりも、自分の気持ちや心の状態を振り返ったほうがいいかもね。
小さい声でオドオドしゃべる自信家って、そんなのいるかって感じだもんね(笑)

私はかつて、自分の低い声がいやで日常会話向けのボイトレ教室に通ってたんですけど、全く改善しませんでした。
腹式呼吸だのリップロールだの外郎売だのをレッスンでやっても、自宅で練習をしても、いざ人前でしゃべるといつもの、活舌悪い私が出てきてしまうからです。
緊張して自分に自信のないいつもの私がモソモソしゃべってるだけでした。

というか、ボイトレ教室でもスタッフの人とやりとりするのに、普通のボソボソ声でしゃべってましたし。私だけじゃなくほかの生徒もそういう人たちはいました。レッスンしたばかりだというのに変ですね(笑)

でも、そんな私でも猫の前では猫なで声になったり、一人カラオケでは大きい声で歌えたり、お店にクレームを言う時には堂々としゃべれるんですね。ボイトレなんて全然してなくても、です。

だから日常の声の良し悪しってテクニックより気持ちや精神状態の問題っぽくね、と思うわけです?