こん☆たの

こんなことをたのしんでます、というブログ

自分が嫌いなものが評価されるとムカつく心理

自分が嫌いな物…職場の同僚でも芸能人でも漫画でも食べ物でも。
それらをむしろ好きだ、評価するという人がいるとみょうにムカついちゃいますね。

でも好みは人それぞれ違って当たり前だし「私の嫌いなアイツを好きだなんてムカつく」だなんて
よくよく考えればずいぶん自己中です。
しかも嫌いなものを好きになれ要求されてるわけでもなし。

でもムカついてしまう。どうしてなのか。

考えられる理由の一つが

自分の嫌いなものの不幸を願っているから

です。

たとえば嫌いな同僚のAさんが、社内全員の人から嫌われてたらどうなるでしょうか。
Aさんはその職場にいづらいでしょう。
最悪、退職に追い込まれるという結果にもなります。
そしてあなたはAさんを嫌いなので、どうにかAさんが酷い目にあってほしいんです。

そんな暗い願望を秘めているあなたの前に
「Aさん?話しやすくていい人だよ」という輩がいたら。
あなたの願望がかなわないじゃないですか!
というワケなんです。

自分の考えに罪悪感があるから。

人や何かを嫌うという感情自体がとてもイヤなものです。
たとえ嫌われて当然のアイツでも、不味くて食べられない食材でも
「これは嫌いだ」と思う嫌悪感が心にあるのはイヤじゃないですか。

ましてや、人を嫌うのって大なり小なり罪悪感が伴います。
決して悪人ではないけど何だか苦手、という理由で人を嫌ってしまうこともありますしね。
「こんな些細な理由で人を嫌うなんて」と思ってしまいます。

そんなアナタの前に「あの人いいかんじだよね」という輩がいたら…?
「こんな些細な理由で人を嫌う」という自分の器の小ささや、嫌ってしまっている罪悪感を刺激されるわけです。
目をそらしたい自分のイヤな部分を刺激されるんです。
そりゃームカついちゃう。

対処法

特効薬みたいなのは正直わかりません。
とにかく何かを嫌っている自分を責めない、どうしても好きになれない何かがある自分を許す、認めるというぐらいでしょうか。
「どうしても○○が嫌いなんだ、しょうがない」というように。

あと、
自分の嫌いなものを好きな人がいてムカついちゃうのは
「これを嫌っているのが自分一人だけだったら寂しい」という気持ちがあるのかもしれませんよ。
自分と同じような好き嫌いの感覚や価値観を持っている人は他にもたくさんいます。
あなた1人だけってことはありませんので安心してください。